見頃の花

温暖地の海岸の泥土などに生育し、朝開き夜しぼむ一日花で夏の清涼感のあるレモン色の花です。ハマボウはアオイ科フヨウ属で、花の形態はハイビスカスやムクゲやフヨウに似ており、ひとつひとつの花は一日で終わりますが、樹全体では次々に咲き、見ごたえがあります。

ムクゲは、庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花です。夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつけ、日本では夏の御茶席の生け花として飾られるなど、広く利用されています。徳島市内では新町樋門緑地、ブレインズパーク徳島公園、ハイテクランド徳島中央公園などで、現在５分咲きとなっております。

地蔵院池緑地３６０株と西部公園１５０株のアジサイが見頃です。アジサイの花は生育土壌が関係していて、同じ土壌でも酸性土壌では青、アルカリ土壌では赤が強くなると言われていますが、同じ土壌でも根からアルミニュウムを吸収することによって微妙に変化するそうです。

助任緑地（蜂須賀候墓所）は地元の「助任緑地を守る会」の皆様の暖かいご協力により、快適な状態に保たれています。現在、ハナショウブは３割程度咲いております。今週末から来週にかけてが見頃と思われます。

気象庁は２７日午前、徳島県内など四国地方が梅雨入りした、とみられると発表しました。梅雨時期に咲くと言われている常緑低木のユッカランが、当公園でも咲き始めました。葉の先端は鋭く尖り、放射状に広がり、その中央部から長い花茎が伸び分枝した各枝に白い花を多数咲かせます。花の見頃は５月下旬〜６月中旬と９月下旬〜１１月下旬の２度あります。

徳島市一宮町の一宮公園の池では上品な白色の花と鮮やかな紫色の花が今、見頃です。また、水面でも睡蓮（スイレン）の白い花が沢山咲いています。